2016年十月三日 / 03.10.2016

王文欽(男)は台湾大学を卒業し、生物化学博士学位とWHO国際研究員を担当した経験があると公言し、「TOTAL SWISS」ブランドの保健用食品3種類を販売し、細胞修復といった作用を誇大広告し、去年1月から現在までで32億台湾ドルの売上高を上げていた。しかし台中地方検察署により、王は自身の学歴を証明できず、これら保健用食品は食品衛生署に一度も許可申請していないことが露見し、昨日『健康食品管理法』違反により、王と当該企業幹部の計7名に対し、それぞれ10万~80万台湾ドルの保釈金が命字られた。TOTAL SWISSは龍騰スイス国際グループによってスイスから輸入され、八馬国際会社を通じて会員に販売される。当該商品は細胞修復、免疫システム調整、骨格強化などの作用があるとうたわれており、台湾全土で8万人以上の会員を有する。今年2月代表者の王文欽(60歳以上)は台北市立大学空手チームと契約を締結し、212万台湾ドルに相当する補給品と経費を賛助した。

しかし検査庁調査機関によると、事情聴取の際に王は学歴を証明できる文書を提出せず、しかも販売中の製品については、検査後ほとんどが混合食品であることがわかった。その成分に関する規格は台湾でまだ存在しないが、未許可のまま保健用食品の名義を使い、治療効果を誇張し、ひいては「スーパーマンのようなエネルギー源」という比喩を使う行為は『健康食品管理法』違反の嫌疑がある。昨日、王には連絡が取れなかったが、龍騰社の事務員によると、来週に責任者による会見が行われる。

消息來源or來源消息 / Source information